1. 注意点
- ソフトウェアについて
ライセンスの関係で、使用できるソフトウェアがサテライト端末と異なる場合があります。詳細については端末仕様・ソフトウェア情報を参照してください。
- 古いソフトでは接続できません
Microsoft Remote Desktop Connection Client for Mac 2.1.1 を使った接続はできなくなりました。Mac OS からは、Web ブラウザによる接続や Microsoft Remote Desktop 等、他の方法をご利用ください。
- 2 時間で自動的にログアウトします
少数のユーザによる占有を避けるため、Windows デスクトップおよび Linux デスクトップについては、接続後 2 時間経過すると自動的にサインアウト/ログアウトします。操作中でも時間経過により強制的にサインアウト/ログアウトしますのでご注意ください。
- C ドライブの下へのファイル作成は禁止
Windows リモートデスクトップにおいて、Cドライブはシステム用の領域となっており、ユーザがこの場所にファイルやフォルダを作成することは認められておりません。もし誤って作成してしまった場合は、速やかに移動または削除してください。また、システム管理者が削除することもあります。アプリケーションによっては保存先を C ドライブに選んでしまうものがあります。保存先のドライブを確認するようにしてください。
- 長時間実行されているプログラムの強制終了
Linux サーバで長時間実行されている(2 週間分以上のCPU 時間を消費している)プログラムは、強制終了される場合があります。
- リモートデスクトップサーバの定時再起動について
システムを安定的に運用するため、Windowsデスクトップを利用するためのサーバは定期的に再起動されます。再起動は、サーバ毎にタイミングをずらして、毎日 6:00 および 6:30 に行われます。
なお、この時点でユーザがログインしている場合は再起動は行いません。また、再起動のタイミングをずらしているため、新規にログインする場合も影響はありません。
1-1. 学生用リモートデスクトップで Microsoft Office を使用する場合
学生用リモートデスクトップで Microsoft Office を使用する場合は、あらかじめ Microsoft EES 特典を利用するためのサインアップを行う必要があります。Microsoft EES 特典についてはこちらのページをご参照ください。なお、サインアップは @u アドレスで行う必要があるのでご注意ください。
リモートデスクトップ上で Office ソフトを起動すると、サインインを求められるので、@u アドレスと、サインアップ時に自分で設定したパスワード (統一認証パスワードとは別) を入力してください。
2. 全学計算機システムの Windows デスクトップを利用する
2-1. 接続方法一覧
接続方法 | HTML5 | VMware Horizon Client | リモートデスクトップ接続 | Microsoft Remote Desktop |
クライアントの環境 | Windows, Mac, Linux, iOS, Android | Windows | Mac | |
必要ツール | Web ブラウザ | VMware のサイトから VMware Horizon Client をダウンロード・インストール | Windowsアクセサリにある「リモートデスクトップ接続」 | Mac App Store から Microsoft Remote Desktop をダウンロード・インストール |
サーバへの接続 | URL にアクセス | Web ブラウザで URL にアクセス、または、VMware Horizon Client を起動してサーバ名 view-con00.u.tsukuba.ac.jp を直接入力 | リモートデスクトップサーバ名 remote-s.u.tsukuba.ac.jp (学生用) または remote-t.u.tsukuba.ac.jp (教員用) を入力 | |
ユーザ名の入力 | @u 以降は含めない | @u.tsukuba.ac.jp までを含めて入力 (メールアドレスが @s の人も @u で入力) | 「s1234567@u」または「family.given.xx@u」のように @u をつけて入力 (メールアドレスが @s の人も @u で入力。.tsukuba.ac.jp はつけなくてもよい。) | |
ローカル ⟷ リモート間のコピー & ペースト | 中央左のタブをクリックして出てくるメニューから行うことが可能 | 可能 | あらかじめオプションで許可していれば可能 (デフォルトでは許可) | 可能 |
ローカル ⟷ リモート間のファイルのやりとり | 中央左のタブをクリックして出てくるメニューから行うことが可能 | あらかじめ設定で許可していれば可能 | あらかじめオプションで許可していれば可能 | あらかじめ [Edit] > [Redirection] で許可していれば可能 |
ローカルプリンタからの印刷 | 不可 (サテライトのプリンタからは印刷可能) | 可能 | あらかじめオプションで許可していれば可能 (デフォルトでは許可) | あらかじめ [Edit] > [Session] で "Forward printing devices" にチェックを入れていれば可能 |
備考 | ※ Windows ストアにも VMware Horizon Client がありますが、Windows ストア版の方は使える機能が限られているようです。例えば、Windows ストア版ではローカルプリンタへの印刷ができません。 | ※上記の機能は Windows 10 で確認したものです。それ以外のバージョンの Windows では未確認です。 | ※環境によっては MacBook 等のキーボードが誤認識され、USキーボードの配列となってしまうことがあるようです。 |
2-2. Web ブラウザで接続 (HTML5)
[接続]
- 下記 URL にアクセスします:
https://view-con00.u.tsukuba.ac.jp※メーカーがサポートするブラウザについては、こちらを参照してください。 - ユーザ名とパスワードを入力し、「ログオン」ボタンをクリックします。
「ユーザー名」は「s1234567」または「family.given.xx」のように入力します。「@u.tsukuba.ac.jp」や「@s.tsukuba.ac.jp」を含める必要はありません。パスワードは統一認証パスワードを入力します。 - 「リモートデスクトップサーバ (学生用)」または「リモートデスクトップサーバ (教員用)」のアイコンが表示されるので、それをクリックします。
- 「クライアントの選択」というポップアップウィンドウが出るので、「HTML5 Client」をクリックします。
※ブラウザがポップアップをブロックする設定がされていると、HTML5 Client をクリックした後、リモートデスクトップの画面が出ないことがあります。その場合はポップアップブロックを解除した後でもう一度お試しください。
- 接続されます。
- 左下の「スタート」ボタン (Windows のロゴが描いてあるボタン) をクリックすると、下図のような画面になります。サインアウトするには、右上のユーザ名が表示されている部分をクリックして、「サインアウト」を選択します。
なお、下側の矢印をクリックすると、利用できるアプリの一覧が表示されます。
[コピー & ペースト]
ブラウザによる接続後、手元のデバイス (ローカルクライアント) との間でコピー & ペーストをしたい時は、中央左のタブをクリックし、現れたタブ内上部の右から 2 番目のボタンをクリックし、「コピーおよび貼り付け」パネルを開きます。
- ローカルからリモートデスクトップへコピー & ペースト:
- ローカルでテキストをコピー
- 一度「コピーおよび貼り付け」パネルに Ctrl+V でペースト
- さらにリモートデスクトップ内にペースト
- リモートデスクトップからローカルへコピー & ペースト:
- リモートデスクトップでテキストをコピー
- 「コピーおよび貼り付け」パネルにテキストが反映されるので、パネル内のテキストを Ctrl+C でコピー
- ローカルにペースト
なお、コピーおよび貼り付けの機能は、iOS Safari ではサポートされていません。
[ファイルの転送]
ブラウザによる接続後、手元のデバイス (ローカルクライアント) との間でファイルのやりとりをしたい時は、中央左のタブをクリックし、現れたタブ内上部の左から 2 番目のボタンをクリックし、「ファイル転送」パネルを開きます。
- ローカルからリモートデスクトップへファイルをアップロード:
- 「ファイル転送」パネルの「アップロード」タブを選択し、ローカルのファイルをドラッグ & ドロップするか、または [ファイルの選択] ボタンから選択します。
- アップロード後、ファイルは「ドキュメント (Documents)」フォルダに保存されます。リモートデスクトップでエクスプローラーを起動して Z: ドライブを開き、その中の「ドキュメント (Documents)」フォルダを確認してください。
- リモートデスクトップからローカルにファイルをダウンロード:
- 「ファイル転送」パネルの「ダウンロード」タブを選択し、対象のファイルを選択後、Ctrl+C を押します。
- パネル内にファイルが反映されたことを確認したら、右側のダウンロードボタンをクリックし、ローカルの任意の場所に保存します。
なお、フォルダや 0 サイズのファイルはアップロード・ダウンロードともに許可されません。
また、iOS の Safari および Safari 8 はアップロードもダウンロードもサポートしません。Safari 9 以降では、ダウンロードをサポートしていません。
2-3. VMware Horizon Client を用いた接続
[接続]
- あらかじめ、VMware のダウンロードページから VMware Horizon Client をダウンロードし、手元のデバイスにインストールしておきます。
※ Windows ストアにも VMware Horizon Client がありますが、Windows ストア版の方は使える機能が限られているようです。例えば、Windows ストア版ではローカルプリンタへの印刷ができません。
- 次の a、b いずれかの方法で接続します。
-
インストールした VMware Horizon Client を起動します。「新規サーバ」をクリックし、接続サーバ名 view-con00.u.tsukuba.ac.jp を入力して「接続」ボタンをクリックします。
すると、ユーザー名とパスワードを入力するダイアログが表示されます。「ユーザー名」は「s1234567」または「family.given.xx」のように入力します。「@u.tsukuba.ac.jp」や「@s.tsukuba.ac.jp」を含める必要はありません。パスワードは統一認証パスワードを入力します。
入力を終え、「ログイン」ボタンをクリックすると、「リモートデスクトップサーバ (学生用)」または「リモートデスクトップサーバ (教員用)」のアイコンが表示されるので、それをダブルクリックします。
-
上記「Web ブラウザで接続 (HTML5)」の 1 ~ 3 までを行い、4 のポップアップウィンドウで「VMware View Client」を選択します。
ブラウザが VMware Horizon Client を開くかどうかの確認ダイアログを表示したら、「開く」選択をします。
-
インストールした VMware Horizon Client を起動します。「新規サーバ」をクリックし、接続サーバ名 view-con00.u.tsukuba.ac.jp を入力して「接続」ボタンをクリックします。
- 接続されます。初回接続の場合は、ローカルドライブ等へのアクセス許可を確認するダイアログが表示されます。
サインアウトの方法は上記 (ブラウザ上で接続する場合)と同様です。 - なお、2回目以降の接続では、VMware Horizon Client を起動すると下図のようなアイコンが表示されるので、それをダブルクリックして接続を開始することもできます。
[ファイルの転送]
- ローカルの USB デバイスを使用する
VMware Horizon Client を直接起動する方法でリモートデスクトップに接続した後、上部のメニューにある「USB デバイスを接続」をクリックし、自動接続するタイミングを指定します。例えば、「挿入時に自動接続」にチェックを入れます。
* Mac の場合はメニューの出し方が少し異なります。
デバイスが問題なく接続されたら、リモートデスクトップの画面内でエクスプローラーを起動すると、[PC]-[デバイスとドライブ] の部分からローカルの USB デバイスにアクセスすることができます。
- ローカルドライブを使用する
2017 年 9 月 6 日の設定変更以降に初めて接続すると、下図のようなダイアログが表示されます。リモートデスクトップからローカルドライブを使用したい場合は「許可」ボタンをクリックしてください。
アクセスを許可した後、リモートデスクトップの画面内でエクスプローラーを起動すると、[PC]-[デバイスとドライブ] の部分に “[フォルダ/ドライブ名] on [コンピュータ名]” という形でリダイレクトされるので、それを開くことでアクセスできます。
リダイレクトするフォルダ・ドライブを細かく設定したい場合は、「リモートデスクトップサーバ (学生用)」または「リモートデスクトップサーバ (教員用)」の設定メニューを開きます (アイコンを右クリックして「設定」、または、アイコンを選択して Alt+S、等 → Mac の場合)。
「共有」を選択し、リダイレクトしたいドライブ・フォルダを追加、削除します。
* なお、ここで「リムーバブルストレージへのアクセスを許可」にチェックを入れると、USB デバイスが (上記とは異なり) 「ドライブ」としてリダイレクトされます。
2-4. Windows の「リモートデスクトップ接続」で接続
[接続]
- デスクトップ左下の「スタート」ボタン (Windows のロゴが描いてあるボタン) をクリックし、[Windows アクセサリ]-[リモートデスクトップ接続] をクリックします。
- 「リモートデスクトップ接続」のウインドウが表示されるので、全学計算機システムのリモートデスクトップサーバ名「remote-s.u.tsukuba.ac.jp」 (学生用) または「remote-t.u.tsukuba.ac.jp」 (教員用) を入力します。
- 次に、「オプションの表示」をクリックしたウインドウでユーザ名の入力を行います。
「ユーザー名」は「s1234567@u.tsukuba.ac.jp」または「family.given.xx@u.tsukuba.ac.jp」のように「@u.tsukuba.ac.jp」までを含めて入力して下さい。* ここでの @u.tsukuba.ac.jp はメールではなくリモートデスクトップ接続におけるドメインを表します。メールアドレスが @s アドレスの方もここでは @u.tsukuba.ac.jp と入力してください。 - 「接続」をクリックすると、パスワードの入力を求められるので、統一認証パスワードを入力します。ログインができると、「ようこそ」「User Profile Service の処理が完了するのをお待ち下さい」などと表示されるので、しばらく待ちます。
* 「このコンピュータに保存されているリモート デスクトップ クライアント アクセス ライセンスが変更されているため、 リモート セッションは切断されました。」というメッセージが出て接続できない場合は、こちらの FAQ をご参照ください。
- サインアウトの方法は上記 (ブラウザ上で接続する場合)と同様です。
[設定の保存]
- 「リモートデスクトップ接続」のオプション画面で「名前を付けて保存」をクリックして設定を保存しておくと、次回からはそのファイルをダブルクリックするのみでリモートデスクトップ接続ができます。
- 保存したリモートデスクトップファイルをクリックした場合、「このリモート接続の発行元を識別できません。接続しますか?」と表示される場合がありますが、自分が以前使用した接続設定であるなどで特に不審な点がなければ「接続」をクリックします。
「このコンピュータへの接続について今後確認しない」にチェックを入れると、以降はこのメッセージウインドウは表示されなくなります。
[ファイルの転送]
- 手元の PC のエクスプローラーでファイルやフォルダをコピーし、リモートデスクトップ画面のエクスプローラでペーストすると、ファイルが転送できます。その逆も可能です。
- 「リモートデスクトップ接続」のオプション画面で、「ローカルリソース」のタブをクリックして「ローカルデバイスとリソース」の「詳細」のウィンドウを表示させ、「ドライブ」の項にチェックを入れておくと、手元の PC のドライブにリモートデスクトップ画面からアクセスできるようになります。
このチェックを入れてから接続し、リモートデスクトップ画面でエクスプローラーを起動すると、[PC]-[デバイスとドライブ] の部分に “[コンピュータ名] の [ドライブ名]” という形でマウントされているので、それを開くことでアクセスできます。
2-5. Mac OS 上の「Microsoft Remote Desktop」で接続
[接続]
- 最新のMicrosoft Remote Desktop を Mac App Store からダウンロード・インストールします。iTunes からのインストールのため、Apple ID が必要です。
※以下の説明は、Microsoft Remote Desktop Version 10.3 を使用しています。 - Microsoft Remote Desktop を起動すると、下図のようなウインドウが表示されるので「Add PC」をクリックします。
- 「Add PC」のウインドウが開きます。
「PC name」に全学計算機システムのリモートデスクトップサーバ名「remote-s.u.tsukuba.ac.jp」 (学生用) または「remote-t.u.tsukuba.ac.jp」 (教員用) を入力します。
「User account」で「Add User Account…」を選択すると、「Add a User Account」のウィンドウが開きます。
「Username」には「s1234567@u」(または「family.given.xx@u」) のように @u をつけて入力して下さい。
「Password」を空欄のまま(接続の度にパスワードを入力)にするか、入力しておく(接続時にパスワードの入力が省略される)かはご自身で選択してください。
「Friendly Name」は、自分で識別しやすい名称を入力してください。入力しなくてもかまいません。
全て入力し終えたら、「Add」をクリックして「Add a User Account」のウィンドウを閉じます。
「Add PC」のウィンドウに戻りますので、「Add」をクリックして「Add PC」のウィンドウを閉じます。 - さきほど設定したPCが表示されているので、ダブルクリックして接続します。
- 「Add a User Account」で接続の度にパスワードを入力するようにした場合は「Enter Your User Account」画面が表示されるので、パスワードを入力して「Continue」をクリックしてください。
- 少し待つとデスクトップ画面が表示されます。
- タイプした文字が見える入力欄 (例えば、パスワード入力欄ではなくユーザ名入力欄) で、shift キーを押しながら数字キー (1, 2, 3…) を押してみて、キーに刻印されている記号と異なる記号が入力されたなら、キーボードが誤認識されている可能性があります。
- US キーボードの配列については、Web 検索などで各自お調べください。
- ログイン後ならば、タッチキーボードを利用するという方法もあります。
記号を入力したい場合は、&123 と書かれたボタンをクリックします。 - サインアウトの方法は上記 (ブラウザ上で接続する場合)と同様です。
[ファイルの転送]
-
設定したPCのサムネイル上で右クリックして「Edit」を選択すると、「Edit PC」のウインドウが表示され、設定を変更することができます。
手元のデバイスのフォルダにリモートデスクトップ画面からアクセスできるようにしたい場合は、「Edit PC」のウインドウで「Folders」を選択し、「Redirect folders」にチェックを入れます。そして、左下の「+」をクリックしてアクセスを許可するフォルダを指定して「Save」してください。
- この設定を行ってから接続し、リモートデスクトップ画面でエクスプローラーを起動すると、[PC]-[デバイスとドライブ] の部分に “[コンピュータ名] の [フォルダ名]” という形でマウントされているので、それを開くことでアクセスできます。
3. 全学計算機システムの Linux デスクトップを利用する
ここでは、Windows から Linux デスクトップを利用する方法についてのみ説明します。macOS や Linux から利用する場合には、それらの OS のための同様のソフトウェアをご利用下さい。
3-1. VNC Viewer を用いた接続
[接続]
- http://www.realvnc.com/download/viewer/ から、自分の環境にあった VNC Viewer をダウンロードします。
- ダウンロードした VNC Viewer を起動します。
- 検索バーに ubuntu.u.tsukuba.ac.jp と入力し、決定 (Enter キーを押すなど) します。
- 初回接続時のみ以下の警告が出ます。ここでは [Continue] を選択します。
*キャッチフレーズ (Catchphrase) とシグネチャ (Signature) は次回以降に接続する際の合言葉のようなもので、これが前回接続時のものと異なる場合は中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) の可能性があるため警告が出ます。 - ユーザ名とパスワードを入力し、[OK] を選択します。”Remember password” にチェックを入れるか入れないかは自己責任で判断してください。
- 接続されます。
*リモートアクセスで利用する場合のデスクトップ環境はXfceです。サテライトの端末で利用する場合(Unity)とは異なります。 - セッションを終了するには、VNC Viewer 側の操作で接続を切ります。単純にウィンドウを閉じるか、または、画面上部の真ん中あたりにある下図のようなメニュー (デバイスによって表示は若干異なります) の右端の×印をクリックし、確認ダイアログで “Yes” を選択して切断 (disconnect) してください。
接続を切ると、最後に表示されていた画面が VNC Viewer にサムネイルとして残りますが、特にセッションが保存されているわけではないのでご注意ください。*VNC Viewer 側の操作でなく、下図のように Linux デスクトップ側でログアウトの操作をしたときには、正常にログアウトできる場合と、ログアウトできない場合があることが確認されています。これについては現在、原因等を調査中です。
備考:
日本語を入力する場合は、Shift + Space で入力メソッドのオン/オフを切り替えます。
パネルには日本語入力のアイコンは表示されません。
3-2. Windows の「リモートデスクトップ接続」で接続
ここでは接続方法についてのみ説明します。設定の保存やファイルの転送の方法は、Windows デスクトップを利用する場合と同じです。
[接続]
- デスクトップ左下の「スタート」ボタン (Windows のロゴが描いてあるボタン) をクリックし、[Windows アクセサリ]-[リモートデスクトップ接続] をクリックします。
- 「リモートデスクトップ接続」のウインドウが表示されるので、全学計算機システムのLinuxのリモートデスクトップサーバ名 icho00.u.tsukuba.ac.jp, icho01.u.tsukuba.ac.jp, …, icho09.u.tsukuba.ac.jp のどれかを入力します。サーバは10台ありますが、どのサーバに接続してもかまいません。ログインしたユーザが自動的にサーバを専有し、他のユーザはログインできなくなる設定になっていますので、空いているサーバをご利用下さい。
- 次に、「オプションの表示」をクリックしたウインドウでユーザ名の入力を行います。
- 「ユーザー名」は「s1234567」または「family.given.xx」のように、@ の前までを入力して下さい。@u.tsukuba.ac.jp や @s.tsukuba.ac.jp を入れないで下さい。
- 「接続」をクリックすると、パスワードの入力を求められるので、統一認証パスワードを入力してログインします。接続されると、Linux のデスクトップが表示されます。
- ログアウトするには、画面右上の歯車のメニューから「ログアウト…」を実行して下さい。1回実行しただけではログアウトできないことがありますが、再度実行するとログアウトできることがあります。シャットダウンや再起動は実行できません。
4. 全学計算機システムの UNIX シェルを利用する (SSH 接続)
[接続]
SSH クライアントを用いて、
icho.u.tsukuba.ac.jp:22
ubuntu.u.tsukuba.ac.jp:22
のいずれかに接続してください。学外から接続するためには、VPN サービスを利用するか、あらかじめ公開鍵認証でログインできるよう準備しておく必要があります。
なお、初回ログインの際などに、サーバのホストキーがキャッシュされていないため、接続先のサーバを信用するかどうかの確認メッセージが表示される場合があります。その場合は、確認メッセージに表示されている鍵のフィンガープリントと下記のフィンガープリントを照合して、正しいサーバに接続しているかどうかを確認してください。
フィンガープリント:
-
DSA
MD5:e2:6d:f4:0e:75:ba:53:84:9f:be:ae:44:e9:fa:49:c4
SHA256:0ZOeIcHO9ISUn6OFRPFelhXXakGuxfDMBToqQd5U+PI -
ECDSA
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SHA256:kSDegKspjVjBDWoVqYIg/vusGcVzRqGAhsXk3OPhw98 -
ED25519
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RSA
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