電力市場活性化のための需給予測型取引戦略とリアルタイム取引実験環境の構築

研究プロジェクトの概要

小売電力完全自由化を背景として,卸電力取引所を利用した電力市場取引が活性化する一方,小売や発電等の電力事業主にとっては,卸電力価格や取引可能量に関する不確実性の下で取引戦略を策定する必要が生じてきております.本研究は,このような電力取引において重要な役割を果たす卸電力価格と取引量の予測,これらを用いた小売り・発電事業主の入札戦略と電力・天候デリバティブを利用したヘッジ手法,および先物を含む電力市場取引に関するシミュレーション手法や実機を用いた検証による電力市場活性化支援を目指すものです.

ワークショップ『電力市場取引リスクマネジメントの理論と実務』
のご案内
(PDF版はこちら)

1. 日程・場所
  2019316 () 午後1時〜6
  筑波大学東京キャンパス文京校舎120講義室 (アクセスマップ)

2. 基調講演
  藤井 康正 先生 (東京大学大学院工学系研究科 原子力国際専攻・教授)
  土方 薫 先生 (東北電力エナジートレーディング() 代表取締役社長)

3. 研究報告
  山田 雄二, 倉橋 節也 (筑波大学 ビジネスサイエンス系)
  
山口 順之(東京理科大学 工学部電気工学科)
  松本 拓史(筑波大学 大学院ビジネス科学研究科 博士後期課程)

4. プログラム (概要はタイトルをクリックしてください.)
13:00
13:15 オープニング: 研究プロジェクト概要
13:15
14:15 基調講演1
  市場取引に基づく自律分散型マイクログリッド (藤井 康正 先生)
14:15
14:30 休憩
14:30
15:30 基調講演2
  トレーディング専門会社の誕生と日本の電力取引市場の展開
   
(土方 薫 先生)
15:30
15:45 休憩
15:45
17:45 研究報告
  電力先渡・気温デリバティブポートフォリオによるヘッジモデル
     (
山田 雄二)
  日射量予測と太陽光デリバティブのためのノンパラメトリック複合モデル
     (
松本 拓史)
  電力市場と需給調整制御を模擬する実験環境の構築 (山口 順之)
  人工市場による電力先物取引の効果分析 (倉橋 節也)
17:45
17:50 クロージング

5. 参加登録
以下の「参加登録はこちら」をクリックし,登録画面へお進みください.

参加登録はこちら

※ 座席数に限りがあるため,事前に登録を締め切る場合がございます.
あらかじめ,ご了承ください.

6. 問い合わせ先
筑波大学ビジネスサイエンス系 ワークショップ等運営事務局
E-mail: tsukubabizworkshop*@*gmail.com (*@*
@に置き換え)

7. 実行委員会
山田雄二,牧本直樹,倉橋節也 (筑波大学ビジネスサイエンス系)
山口順之 (東京理科大学工学部),高嶋隆太 (東京理科大学理工学部)
後藤順哉 (中央大学理工学部)

 

    本ワークショップは,下記 JSPS科学研究費補助金プロジェクト および「筑波大学研究戦略イニシアティブ推進機構・平成30年度プレ戦略イニシアティブ」の支援を受けております.

基盤研究(A)「電力市場活性化のための需給予測型取引戦略とリアルタイム取引実験環境の構築」(研究代表者: 山田雄二,H28H31年度)

市場取引とオープン化を基盤とするビジネスイノベーション支援のためのデータサイエンス研究拠点の形成」(筑波大学研究戦略イニシアティブ推進機構・平成30年度プレ戦略イニシアティブ採択課題


Link

Yuji Yamada's Website
Faculty of Business Sciences, University of Tsukuba
Graduate School of Business Sciences, University of Tsukuba