上市秀雄 (Hideo UEICHI) システム情報系社会工学域 准教授 博士(学術)

学位論文

上市秀雄 (1999).
   個人的リスク志向・回避行動の個人差を規定する要因の分析.
   東京工業大学大学院社会理工学研究科博士論文(術博第81号).
上市秀雄 (1996).
   リスクテイキング行動における個人差の構造
   :パーソナリティ要因と状況要因の因果構造モデルの構成.
   東京工業大学大学院総合理工学研究科修士論文(術修第21号).

学歴・職歴

1985 - 1990 千葉大学 文学部 行動科学科(心理学専攻)文学士
1990 - 1992 最高裁判所 事務総局 総務局 統計課 事務官
1993 - 1996 東京工業大学大学院 総合理工学研究科 システム科学専攻 修士(学術)
1996 - 1999 東京工業大学大学院 社会理工学研究科 人間行動システム専攻 博士(学術)
2001 - 2003 東京工業大学大学院 社会理工学研究科 人間行動システム専攻 助手
2003 - 2004 筑波大学 社会工学系 講師
2004 - 2011 筑波大学大学院 システム情報工学研究科 講師
2011 - 2013 筑波大学 システム情報系 講師
2013 -    筑波大学 システム情報系 准教授
    2014 - 2015 国立研究開発法人 国立環境研究所 客員研究員
現在に至る

過去の非常勤講師歴
    立教大学、淑徳大学、尚美学園大学など

専門分野

意思決定論
認知心理学(リスク認知)
感情(後悔,予期後悔)
社会心理学(社会問題,消費者心理)

資格

行政書士試験合格
裁判所事務官U種試験合格
認定心理士

所属学会

日本心理学会
日本教育心理学会
日本認知科学会
日本リスク研究学会
日本応用心理学会
  企画委員(2021 - )
日本社会心理学会
産業・組織心理学会
  理事(2022 - )
法と心理学会
更生保護学会
日本感染症学会

受賞・表彰歴

学会賞
2020年10月 日本心理学会第84回大会学術大会 特別優秀発表賞受賞
2020年10月 日本心理学会第84回大会学術大会 優秀発表賞受賞
2014年 9月  日本心理学会第78回大会学術大会 優秀発表賞受賞
2014年11月 「野生生物と社会」学会第20回大会 ポスター賞受賞
学内
2020年 6月 令和元年度 筑波大学システム情報系 教育貢献賞
2019年 9月 令和元年 永年勤続者表彰
2014年 4月 平成25年度 筑波大学システム情報系 教育貢献賞

メディア報道等

2022年10月11日 NHK Nらじ 特集『「もしも〇〇だったら」から考える防災』出演
2021年12月16日 読売新聞 朝刊 総合面「交互接種 抵抗感が壁」 p.3
2021年 3月 2日 読売新聞 朝刊 くらし家庭「デマを信じてしまう恐れ」 p.14 [切り抜き]
2015年 5月31日 茨城新聞 朝刊 第一社会面
          「裁判員制度施行6年:遺体イラスト採用相次ぐ」 p.23
2015年 5月23日 茨城新聞 朝刊 オピニオン「裁判員制度施行6年:心の負担軽減を」 p.6
2011年 5月29日 読売新聞 朝刊 くらし健康面「被爆回避リスク」 p.17

プロフィール

元最高裁判所事務官、行政書士有資格という変わった経歴を持つ元不登校の心理学者
     
山口県下関市彦島に生まれる
下関市立角倉小学校入学&卒業
   小学4年の2学期から5年までの2年弱の間,石巻市立向陽小学校に通う
     この度の東日本大地震により,被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます
     また一日も早い復旧・復興を心よりお祈りいたします。
     (わずかではございますが石巻市に寄付をいたしました。
     少しでもお役に立てればと思います)
     4年と5年の時の担任の津田先生,クラスメートの皆さん,ご無事でしょうか
下関市立彦島中学校では野球と卓球をやる
今は無き山口県立下関第一高等学校(現在山口県立下関中等教育学校)をなんとか卒業する
   学校にあまり行かなかったので出席日数がぎりぎりだった
    (当時でいう登校拒否ですね)
   そんな人間が大学教員をやっているのだから,世の中わからないものです
   (もちろん高校と大学は違いますが)
人よりかなり長く予備校で過ごし,やっとのことで千葉大学に入学する。
大学では心理学を専攻。心理学だけでなく公務員試験等(法律)の勉強もやる。
   そのおかげで最高裁判所に採用される。また行政書士試験も合格する
   大学に入学し,人より長く勉強し,様々なことを学んだことにより,
   人生が好転し始める(たぶん)
運よく最高裁判所に採用されたが,体調を崩したこともあり,退職する
   その節は皆様に大変なご心配とご迷惑をおかけいたしました
   同期の皆さん,連絡してくれるとうれしいです
その後大学院に進学し,学位を取得し,助手となり,現在に至る
   テーマを変えたこともあり修士には3年いたが,博士号は3年でとる
     特にD3は時間との戦いで,プレッシャーやストレス,疲労はものすごかった
     学位取得した時もうれしさは全くなく
     (しいて言えば名刺に「博士」と書けることくらい),
     「これでもう博士論文を書かなくてもいいんだ」という感覚しかなかった
   博士課程の3年間はあっという間なので,3年で学位をとるのは思ったよりも大変です。
   進学希望の人は計画的に研究を進めましょう
今は高齢なのに子育てで大変です。

不登校、学校に行きたくない人に一言
   無理して学校に行くくらいなら、行かなくても、人生何とかなります。
   私も行っていませんでしたし。
   ただし勉強だけはやっておいたほうがよいです。私程度にはなれますので。

Since April 5, 2009