南太平洋の島嶼国「ソロモン諸島」の名前を聞いたことのある日本人の方は、どれだけいるでしょうか。そこがかつて太平洋戦争の激戦地であり、歴史の一時期に日本人と深い関わりをもった地域であることは、年配の方を除いてあまり知られていないかもしれません。 |
かつて戦場だったソロモン諸島は、現在は「ソロモン諸島国」(Solomon Islands)という名の独立国として、国際社会の中にあります。私は、1987年に青年海外協力隊員としてこの地に赴任してから今日まで、ソロモン諸島を友人たちの住む国として、そして文化人類学という自分の専門領域に関する調査研究をおこなう場として、関わりを持ち続けてきました。 |
この国は、東経155.5度、南緯5度から東経170.5度、南緯13度の間に、陸島、火山島、無数のサンゴ礁島がほぼ2列の島列をつくり、ちょうど「回廊」のように南太平洋に横たわっています。ソロモン諸島に関する人類学の学問的な話は、このホームページの中にある「研究業績」に掲げた論文などを入手していただくとして、ここではソロモン諸島の歴史、町や村の様子、開発のあり方などを紹介する中で、多くの日本人に少しでもソロモン諸島を身近に感じていただくための機会にしたいと考えています。 |
以下のメニューのお好きなところから、「南の回廊」へお入り下さい。 |
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