General samtin blong Solomon Aelan nao.

ソロモン諸島の一般状況

国名

ソロモン諸島(Solomon Islands)

独立

1978年7月7日

旧宗主国

イギリス

首都

ガダルカナル島ホニアラ(Honiara)

政体

立憲君主制

元首

エリザベス2世(ソロモン諸島人の総督 Governer Generalが職務を代行)

議会制度

一院制。選挙は小選挙区制で任期4年(解散あり)。選挙権は18歳以上の全国民に与えられている。

行政制度

行政権は憲法に基づき元首に属し、総督が代行するものであるが、内閣の助言と承認を必要とする。従って実務的権限は内閣にあり、元首(総督)は形式的な存在である。

地方行政組織

中央政府の下に9つの州(Province)がある。さらに各州内には、主として言語の違いに基づきいくつかの地域(area)に分けられている。これをエリア・アッセンブリー(area assembly)と呼ぶ。しかし地方社会における実際の政治的単位はあくまでも伝統的政治リーダーを中心とする「村」である。

地方州名(州都名)

1.ガダルカナル州(ホニアラ)、2.マライタ州(アウキ)、3.ウェスタン州(ギゾ)、4.チョイスル州(タロ)、5.イサベル州(ブアラ)、6.セントラル州(ツラギ)、7.マキラ・ウラワ州(キラキラ)、8.レンネル・ベロナ州(ティゴア)、9.テモツ州(ラタ)。

主要都市

首都ホニアラ、アウキ(マライタ州都)、ギゾ(ウェスタン州都)、ノロ(ソロモンタイヨーの漁業基地)。

主要輸出品目

丸太、水産加工品(ツナ缶など)、コプラ(ココナッツの内胚乳を乾燥させたもの)、アブラヤシ油。

主要貿易相手国

オーストラリア、日本、イギリス、ニュージーランド、オランダ、韓国、シンガポールなど。


ソロモン諸島国は、南緯5度から13度、東経155.5度から170.5度の範囲に位置し、パプアニューギニア、オーストラリア、 ヴァヌアツと海上で国境を接する。首都はガダルカナル島北岸にあるホニアラ(Honiara)である。

同国の領域内には、比較的 面積の広い6つの島(チョイスル島 Choiseul、ニュージョージア島 New Georgia、サンタイサベル島、Santa Isabel、ガダ ルカナル島 Guadalcanal、マライタ島 Malaita、サンクリストバル島 San Cristobal)を中心に、陸島、火山島、および無数 の珊瑚礁島が存在する。同国の北西端に位置するショートランド諸島(Shortland Islands)から南東端のサンタクルーズ諸島 (Santa Cruz Islands)まで、直線距離で約1,400kmあり、総陸地面積は28,369km2、排他的経済水域 (Exclusive Economic Zone)は1,632,964km2である。

気候は高温多湿であり、日中の平均気温は年間を通して摂氏30度である。季節は4月終わりから11月までの乾季と、12月か ら4月までの雨季に分かれる。首都ホニアラにおける年平均降水量は2,250mmである。雨季には毎年サイクロン(台風)がソロ モン諸島付近を通過し、同国に甚大な被害を与えることもしばしばである。とくに、1986年5月にマライタ島に上陸したサイク ロンは、周辺の島じまも含めて100人以上の死者を出し、約9万人の家屋を倒壊させた。

1999年におこなわれた人口調査によると、同国の人口は約400,000人、年人口増加率は2.8%であった。国民の約94%はメラネシア系、約4%はポリネシア系、約1%がミクロネシア系(キリ バス系)、残り約1%が中国系とヨーロッパ系住民である。

国民の約90%は主に陸島や火山島の農村地域で暮らし、自給自足的 な焼畑耕作や漁撈を生業とする。残り約10%は、首都ホニアラや各州々都などで賃金労働に従事する。

国民の約96%はキリスト教徒で、残り約4%はバハーイー教 (Baha'i Faith) あるいは伝統的宗教の信者である。主なキリス ト教派は、メラネシア教会(Church of Melanesia、英国国教会系)、ローマンカトリック教会 (Roman Catholic Church)、南洋 福音派教会 (South Sea Evangelical Church:SSEC)、ユナイテッド教会 (United Church、旧メソジスト派)、安息日再臨派教会 (Seventhday Adventist Church:SDA) である。メラネシア教会員の人口は全国民の33.9%に達し、同国で最も多い。



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