About Lab.

研究室について

伊藤研究室ではナノ材料の合成から物性測定、触媒開発、エネルギーデバイス応用まで幅広く研究を展開しています。物理化学ベースとした3次元構造を持つグラフェンの物性から電気化学をベースとした触媒反応など、さまざまな機能性材料の開発を通して新しいナノサイエンスの開拓を目指しています。近年では、カーボンニュートラル技術の開発に力を入れており、水素エネルギーや二酸化炭素の化学的固定化などの分野において、時代を先取りした研究を行っています。これらの課題に対して、研究室に所属している学生や研究員と共に基礎から実用化まで幅広く研究を行い、真に使われる技術の創出とリーダーとなれる人材育成に力を入れていきたいと考えています。ぜひ一緒に、社会が抱えているさまざまな課題を解決すべく、革新的科学技術の開発を行いましょう。

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研究室所属について

世界最先端の研究を一緒に行ってくれる、意欲的な学生や博士研究員を募集しております。ハイレベルな研究が可能な環境が整っています。各種奨学金の申請支援(添削指導)も行っております。修士過程また博士課程からの在籍も受け付けております。在籍希望の方は、お気軽にメールをください。

Collaboration

共同研究・産学連携について

伊藤研究室では、大学間共同研究・産学連携についても精力的に行っております。サンプル提供や共同研究をご希望の方は、伊藤までご連絡ください。社会人ドクターなども受け付けております。筑波大学ゼロCO₂エミッション機能性材料開発研究センターを通した共同研究も可能です。

News & Topics

お知らせ&トピック

2024年

2023年

  • 伊藤准教授が、日本学術振興会賞を受賞しました。筑波大からのリリースはこちら。
  • トヨタモビリティ基金「水素社会実現に向けた共同研究プログラム」水電解ワーキンググループの成果である水電解レビュー論文の和訳がオープンアクセスになりました。ダウンロードはこちらです。
  • 名古屋大、高知工科大との海水電解技術に関する共同研究成果が、Chemical Engineering Journal誌に掲載されました。プレスリリースはこちらです。
  • 伊藤准教授が日本経済新聞からマグネシウム空気電池に関する取材を受けました。12日付朝刊と電子版(11日朝公開)に掲載されました。
  • トヨタモビリティ基金「水素社会実現に向けた共同研究プログラム」水電解ワーキンググループの成果である水電解レビュー論文が2023年のTOP1%論文TOP0.1%論文(四半期)に選出されました。
  • マグネシウム空気1次電池電池に関する成果が、Small誌に掲載されました。プレスリリースはこちらです。
  • 筑波大学協定校の吉林大学大学からの交換留学生Liu Daoxin君が加入しました。
  • 名古屋大、大阪大、マックスプランク研究所とのカーボンニュートラル技術に関する共同研究成果が、Advanced Science誌に掲載されました。プレスリリースはこちらです。
  • 筑波大学協定校のブルネイ大学からの交換留学生Cristina Kong Pei Yingさんが加入しました。
  • 筑波大学応用理工1年生向けの体験研究室配属を行いました。鈴木康礼君と徳地一真君にご参加いただきました。本ページの写真・活動に写真を載せました。
  • 名古屋大、大阪大などとのカーボンニュートラル技術に関する共同研究成果が、ACS Nano誌に掲載されました。プレスリリースはこちらです。
  • 筑波大学応用理工スプリングスクールが数年ぶりに開催され、水の電気分解の体験実習を担当しました。広瀬拓未君と佐々木遥香さんにご参加いただきました。遠方から来ていただいてありがとうございました。本ページの写真・活動に写真を載せました。
  • 本研究室の水素社会構築への活動が、3月10日の読売新聞(朝刊科学面19ページ(関西、中四国限定)に掲載されました。
  • 本研究室の3Dグラフェンの研究の解説が、商業誌「化学」の3月号に掲載されました。
  • 本研究室の水素社会構築への活動が、トヨタ・モビリティ基金からプレスリリースされました。
  • 触媒学会誌の特集「炭素が関わる触媒機能」にグラフェンで被膜した卑金属によるPEM水電解槽用電極の開発の記事が掲載されました。

2022年

  • 筑波大学ポッドキャスト「#022 酸ニモ負ケズ!卑金属合金パワーで水素を作る」に対談形式で掲載されました。
  • トヨタモビリティ基金「水素社会実現に向けた共同研究プログラム」水電解ワーキンググループの成果である水電解レビュー論文がInternational Journal of Hydrogen Energy誌に掲載されました。
  • 大阪大、富山県立大、高知工科大、NIMS、ENEOS中央研究所などとのPEM水電解酸素発生電極に関する共同研究成果が、Advanced Materials誌に掲載されました。プレスリリースはこちらです。
  • 米国ジョンズ・ホプキンズ大学、東北大学などとの3次元グラフェンに関する共同研究成果が、Advanced Materials誌に掲載されました。プレスリリースはこちらです。
  • 伊藤准教授が、新化学技術研究奨励賞ステップアップ賞を受賞しました。
  • 令和4年4月1日付けで、「ゼロCO2エミッション機能性材料開発研究センター」が設立され、伊藤准教授が副センター長に就任しました。本センターでは、水素の製造・貯蔵・輸送に関する基本的な重要技術と二酸化炭素をメタノールやギ酸などの化成品や燃料の原料となる有用な物質に転換するグリーンイノベーション基盤技術の研究開発を推進します。
  • ビザ申請後、自己の都合によるキャンセルが発生し、任期ありのポスドク公募を再開しました。任期は2年(更新可能性あり)を予定しています。公募内容はこちらに掲載しています。個別の問い合わせは伊藤准教授までお願いいたします。
  • 新メンバー、学部生の塩川史也君と末吉隼君が加入しました。
  • イタリアのローマ・ラ・サピエンツァ大学とのグラファンに関する共同研究成果が、Nano Letters誌に掲載されました。
  • Nat. Comm.で発表した論文が、Chemistry分野にてTOP1%論文に選出されました。
  • 任期ありのポスドク公募への応募、ありがとうございました。公募を締め切りました。

2021年

  • 任期ありのポスドク公募を開始しました。任期は、2年(更新可能性あり)を予定しています。公募内容はこちらに掲載しています。個別の問い合わせは、伊藤准教授までお願いいたします。候補者は決まっておりません。熱意ある方の応募をお待ちしています。 海外からの応募で書類が間に合いそうにない場合は、ご相談ください。
  • トヨタモビリティ基金の成果であるPEM型水電解の論文がInternational Journal of Hydrogen Energy誌に掲載されました。
  • ホームページの内容(研究紹介、研究設備、アクセス)を更新しました。HP完成までもう少しかかります。
  • アルミニウム空気電池の研究成果が、Advanced Functional MaterialsのBack Coverに採用されました。
  • 任期ありの助教公募を再開しました。任期は、2年(更新可能性あり)を予定しています。公募内容はこちらに掲載しています。個別の問い合わせは、伊藤准教授までお願いいたします。候補者は決まっておりません。熱意ある方の応募をお待ちしています。海外からの応募で書類が間に合いそうにない場合は、ご相談ください。
  • 二酸化炭素を原料としたギ酸電解合成に関する研究成果が、日経産業新聞に記事が掲載されました。
  • 二酸化炭素を原料としたギ酸電解合成に関する研究成果が、ACS Catalysis誌に掲載されました。
    プレスリリースはこちらに掲載しています。
  • 任期ありの助教公募を開始しました。たくさんのお問い合わせ、ご応募ありがとうございました。
  • 二酸化炭素を原料としたギ酸電解合成に関する研究成果が、朝日新聞に掲載されました。
  • 二酸化炭素を原料としたギ酸電解合成に関する研究成果が、ACS Catalysis誌に掲載されました。
    プレスリリースはこちらです。
  • 3次元グラフェンが持つ特異な電子状態についての研究成果が記事になりました。
  • さきがけとトヨタモビリティ基金の成果であるグラフェンで被膜した腐食しない卑金属の水素発生メカニズムの成果が、Nature Communications誌に掲載されました。プレスリリースされました。

2020年

  • 米国ジョンズ・ホプキンズ大学、東北大学、東大、理研などとの共同研究成果が、Advanced Materials誌に掲載されました。
    プレスリリースはこちらです。
  • 伊藤准教授が、第14回金研新素材共同研究開発センター共同利用研究課題最優秀賞を受賞しました。
  • 中国との空気電池に関する共同研究成果が、Applied Catalysis B: Environmental誌に掲載されました。
  • Advanced Science誌で発表した論文が、2018年に同誌でダウンロードされた論文のトップ10%に入りました。
  • 新メンバー、ククヌリ スレッシュ(Suresh Kukunuri)博士研究員、Aimi Asilah Haji Tajuddin研究生が加入しました。
  • 伊藤准教授の研究がTSUKUBA FUTUREで紹介されました。

2019年

  • さきがけとENEOS水素基金の成果である耐腐食性卑金属による水電解電極の成果が、ACS Catalysis誌に掲載されました。
  • 金沢大学との水素発生に関する共同研究成果が、Angewandte Chemie誌に掲載されました。さきがけの成果の一部です。
  • 挑戦的研究(萌芽)「3次元フォトニックグラフェンナノ構造創出による高効率プラズモン変換と光触媒応用」が採択されました。
  • 筑波大学藻類バイオマス・エネルギーシステム開発研究センターとの共同研究成果が、Advanced Sustainable Systems誌に掲載されました。プレスリリースはこちらです。
  • 伊藤准教授が、第8回新化学技術研究奨励賞を受賞しました。
  • 新メンバー学部4年生、長谷川貴文君が加入しました。
  • さきがけ「エネルギーキャリア」の多孔質グラフェンによる酸素発生成果が、Advanced Materials誌に掲載されました。
  • さきがけ「エネルギーキャリア」と新学術「次世代物質探索のための離散幾何学」の穴空きグラフェン成果が、Advanced Science誌に掲載されました。プレスリリースをしています。
  • 耐腐食卑金属に関する研究が、日経エレクトロニクス3月号で紹介されました。
  • 伊藤准教授が、平成30年度筑波大学Best Faculty Memberに選出されました。

2018年

  • 伊藤准教授が分担した「電気化学・インピーダンス測定のデータ解析手法と事例集」が出版されました。
  • 東北大学で指導していたHamzeh Kashani君(在籍当時博士課程3年生)の多孔質グラフェンの破断実験成果が、Science Advance誌に掲載されました。
  • 伊藤准教授が、平成30年度筑波大学若手教員奨励賞を受賞しました。
  • 自動車技術会誌10月号に腐食しない卑金属のスポットライト記事を載せました。
  • 伊藤准教授が東北大学で指導していた陳凌寒君の階層構造グラフェンによる水素発生触媒が、Angewandte Chemie誌に掲載されました。さきがけ「エネルギーキャリア」の成果です。
  • 伊藤准教授が、平成29年度熊谷研究助成表彰を受賞しました。
  • さきがけ「エネルギーキャリア」の成果が、ACS Energy Letters誌に掲載されました。プレスリリースはこちらをご覧ください。
  • Sci.Rep.誌に掲載された室温合成グラフェンの論文が、同誌の材料分野における2017年でよく読まれたTOP100に選出されました。
  • 新学術「次世代物質探索のための離散幾何学」(公募型)が採択されました。
  • 新メンバー、幅田悠斗君が加入しました。
  • さきがけ「エネルギーキャリア」の成果が、ACS Catalysis誌に掲載されました。プレスリリースはこちらをご覧ください。
  • イタリアローマ・ラ・サピエンツァ大学Maria Grazia Betti教授との共同研究成果が、Carbon誌に掲載されました。
  • 伊藤准教授が、第39回本多記念研究奨励賞を受賞しました。
  • 3次元グラフェンの物理特性をまとめたレビュー論文がPCCP誌に掲載されました。
  • 炭素学会誌に3次元グラフェンの応用研究の可能性について解説記事を載せました。

2017年

  • 伊藤准教授が平成29年度筑波大学若手教員特別奨励賞を受賞しました。
  • 伊藤准教授が第30回安藤博記念学術奨励賞を受賞しました。
  • 伊藤准教授が平成29年度科学技術分野文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞しました。

2016年11月

  • 伊藤准教授が筑波大学着任しました。

Student’s Activity

学生の活躍

2024年

  • Aimi Asilah Haji Tajuddinさんが学位を取得し、卒業しました。
  • 塩川史也君(修士学生)が研究した海水電解の論文が読売新聞オンラインで紹介されました。
  • 塩川史也君(修士学生)が研究した海水電解の論文がScience PortalYahoo ニュースで紹介されました。

2023年

  • 塩川史也君(修士学生)が研究した海水電解の論文が、Chemical Engineering Journal誌に掲載されました。
  • 奚澤宇君(博士学生)が研究したマグネシウム空気電池の論文が、Small誌に掲載されました。
  • 学生時代在籍していた鄭サムエル君が研究したクロスオーバー抑制の論文が、Advanced Science誌に掲載されました。

2022年

  • Aimi Asilah Haji Tajuddinさん(博士学生)が研究したPEM水電解酸素発生電極の論文が、Advanced Materials誌に掲載されました。
  • 学生時代在籍していた鄭サムエル君が、筑波大学の助教に昇進し異動しました。おめでとうございます。
  • 鄭サムエル君が学位を取得し、卒業しました。
  • 鄭サムエル君が、2021年度筑波大学「研究科長表彰」を受賞しました。

2021年

  • 鄭サムエル君が、JST次世代研究者挑戦的プログラムに採用されました。
  • Aimi Asilah Haji Tajuddinさんが研究したPEM型水電解の論文が、International Journal of Hydrogen Energy誌に掲載されました。
  • 鄭サムエル君が研究したポリマー被膜した錫触媒による電解ギ酸合成の論文が、ACS Catalysis誌に掲載されました。
  • 鄭サムエル君が令和3年度加藤科学振興会研究奨励金交付対象者に選ばれました。

2020年

  • 学生時代在籍していた胡凱龍君の研究成果が、日本科学協会で紹介されました。
  • 学生時代在籍していた胡凱龍君が、助教に昇進し異動しました。おめでとうございます。
  • 学生時代在籍していた胡凱龍君が研究をした水素発生論文が、Nature Communications誌に掲載されました。
  • 学生時代在籍していた胡凱龍君が、科研費(研究活動スタート支援)に採択されました。
  • 胡凱龍君が研究をした水の電気分解の論文が、ACS Applied Energy Materials誌に掲載されました。
  • 胡凱龍君がアメリカ留学中に研究をした空気電池の論文が、ACS Energy Letters誌に掲載されました。
  • 胡凱龍君が学位を取得し、卒業しました。
  • 胡凱龍君が2019年年度「学長表彰」と「研究科長表彰」を受賞しました。
  • 胡凱龍君が大学院学位記授与式で受領総代を務めました。

2019年

  • 鄭サムエル君のアルカリ水電解におけるグラフェン被膜卑金属合金触媒の論文が、ACS Catalysis誌に掲載されました。
  • 鄭サムエル君が、国際会議MRM2019でポスター発表しました。
  • 胡凱龍君が、国際会議IMPRES2019で口頭発表しました。
  • 幅田悠斗君が卒論で分担していた論文が、Advanced Sustainable Systems誌に掲載されました。
  • 胡凱龍君が、2019年笹川科学研究助成の助成採択者に選ばれました。
  • 倉持宏隆君が分担していた穴あきグラフェンによる水素発生触媒メカニズムの論文が、Advanced Science誌に掲載されました。

2018年

  • 胡凱龍君のアルカリ水電解におけるアノードカソード兼用卑金属合金触媒の論文が、Journal of Materials Chemistry Aに掲載されました。
  • 東北大から受け入れた吉科猛君(在籍当時博士課程3年生、特別研究生)の多孔質グラフェンを用いたスーパーキャパシタ論文が、Nature Communicationsに掲載されました。
  • 倉持宏隆君、が第12回分子科学討論会で口頭発表をしました。
  • 胡凱龍君がウィーンで行われた国際会議NANOMAT2018で口頭発表をしました。
  • 胡凱龍君の酸性条件下でも溶解しない卑金属触媒の論文が、ACS Energy Lettersに掲載されました。
  • 胡凱龍君が、平成30年度加藤科学振興会研究奨励金交付対象者に選ばれました。
  • 鄭サムエル君の局在電場可視化の論文が、JJAP誌に掲載されました。
  • 胡凱龍君の多孔質金属に関する研究が、Metals誌に掲載されました。

2017年

  • 胡凱龍君が、分子科学討論会(仙台)でポスター発表しました。