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中村徹先生退職記念祝賀会のご報告

平成25年4月27日、東京茗荷谷にある茗渓会館におきまして中村徹先生の退職記念祝賀会を開催しました。全国各地から様々な世代の育林学研究室卒業生や中村先生と縁のある方々が来場し、約120名の参加者による盛大な祝賀会を行いました。当日の様子を式次第に沿ってご報告致します。

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開式前の祝賀会会場の様子です。茗渓会館の2階ホールで行いました。

祝賀会の発起人会を代表して、北海道よりお越しいただいた黒丸先生から開会の辞をいただきました。

中村先生、奥富先生、林先生、東先生、上條先生による鏡開きです。鏡開きに用意したお酒は、筑波大学の酒「桐の華」です。今回の祝賀会では、桐の華を開発した筑波大学名誉教授の内山裕夫先生および醸造元の来福酒造様のご好意により、四斗樽を用意していただきました。

筑波大学副学長の東先生から乾杯発声をいただきました。いままでも、これからも、土壌と植生の間は切っても切れない関係です。

東京農工大学名誉教授の奥富先生からご祝辞をいただきました。ご祝辞の中で中村先生の学生時代やスキー場研究のきっかけのお話をしていただきました。

筑波大学名誉教授の林先生にもご祝辞をいただきました。定年後がいかに楽しいかと、楽しむためには健康が大切であることについてをお話いただきました。

そして歓談の時間です。中村先生は卒業生と思い出話や記念撮影で引っ張りだこです。中村先生を慕って集まった祝賀会は、しばらく会う機会がなかった同級生との再会の場となり、さながら大同窓会の賑わいを見せていました。

余興として、中村先生と一緒にモンゴルの草原で研究をした宇田川さんと山下さんによる、津軽じょんがら節とソーラン節の披露がありました。中国、モンゴル、カザフスタンでも通じることを実証した、日本の伝統芸能です。

祝辞は関係者を代表して4名の方から賜りました。中村先生との親交の深い趙先生からは、知る人ぞ知る「オナガ事件」の暴露となり、会場から笑いが起きる楽しいご祝辞をいただきました。

祝賀会に中国大連から駆けつけた烏云娜先生からは、お世話になった中村先生への御礼と今後の国際交流の期待を、流暢な日本語でいただきました。

研究室の新たな顔となった上條先生からは、筑波大学に着任して以来、公私共にお世話になったことへの御礼と、今後とも長いお付き合いを続けるために中村先生のご健康の祈念が述べられました。

研究室の卒業生で、中村先生が6年間校長を務めていた坂戸高校教員の建元先生からは、「坂戸高校に置いておきたいもの」に選ばれるような生徒たちから慕われる校長先生としての中村先生の様子をお話いただきました。

本日都合により来場できなかった卒業生からも、たくさんの祝電・お祝いのメッセージをいただきました。そして中村先生とご家族の皆様へ、花束と記念品の贈呈を行いました。

中村先生からも、当日ご来場いただいた皆様へ、中村先生のサイン入り「森林学への招待」のプレゼントがありました。田村先生によるまえがきの朗読の後、サプライズが。10冊だけに中村先生の特別印鑑「徹」が押印してあり、その本をもらった方には「草原の科学への招待」がプレゼントされました。

祝賀会の最後は、上條先生による閉会の辞と関東一本締めで、閉会の運びとなりました。祝賀会にご参加いただいた皆様、この度は誠にありがとうございました。

そして祝賀会終了後も、2次会には67名の方にご参加いただきました。予想を上回る参加者に、連絡のあった50名を想定していた2次会では会場が狭くなってしまい申し訳ありませんでした。3次会には32名の方にご参加いただき、夜遅くまで楽しい話に花が咲きました。その後も4次会まで続いたそうです。写真は3次会の後、市石先生の「胴上げだー!」のあとで卒業生らに胴上げされている中村先生です。慌てて撮影したので靴の裏しか見えませんね。

【お尋ね】2次会参加者の方に連絡です。中村先生の靴を履いていってしまった方がいるようです(写真の靴がその方の靴だと思われます)。今一度ご自分の靴をご確認いただき、見覚えのない靴をお持ちの方はご連絡ください。

【ご報告】靴の持ち主がわかりました!ご協力ありがとうございました。