Facility
研究設備
保有実験装置
伊藤研究室で保有している装置です。この他に大学共通機器やナノプラットフォームも利用していますが、基礎的なデータの取得は研究室内で完了します。
物理特性測定システム(PPMS, カンタム・デザイン)
休眠中。9T、2K、液体窒素ジャケットの標準仕様です。TTOオプション(廃盤)あり。
電気化学測定装置(VSP-300, Biologic)
3台あります。電池特性、電極反応、腐食、スーパーキャパシタなどの高品質な電気化学測定ができます。この装置で、ほぼすべての電気化学測定が可能です。修士以上の学生に対して、一人1chの割り当てです。3台あります。
PEM型水電解装置と作業スペース
PEM型水電解水電解専用装置2台と電流値ブースター搭載ポテンショスタットで水電解性能を評価します。
ガスクロマトグラフィー(GC-2030, 島津)
電気化学的二酸化炭素還元により合成した分子の同定や定量を行います。オートランプラー付き。
走査型電子顕微鏡(SEM, JEOL)
装置合成した材料の原子レベルでの評価、分析を行います。EDSを搭載しています。
化学気相蒸着装置(自作)
3次元グラフェン、カーボンナノチューブ、2次元グラフェンや単層材料(MoS2)などの合成ができます。当研究室の主力装置の一つです。同様の装置が8台稼動しています。修士以上の学生に対して、一人1台の割り当てです。
ボックス型電気炉
電気炉の汎用装置です。1000度まで加熱できます。オートクレーブを用いた水熱合成にも使います。
ドラフト
化学物質はこの中で扱います。
真空型グローブボックス(Unico)
アルゴン雰囲気下(酸素と水がない状態)で作業ができます。金属空気電池用。
ラマン顕微鏡(Renishaw)
グラフェンやカーボンナノチューブの振動モードを検出して、材料の同定を行います。マッピング機能を搭載しており、空間分布などの解析も行えます。世界で一番売れている機種です。
X線結晶構造解析装置(Bruker)
物質の結晶構造を見られます。
半導体パラメータ・アナライザ
(B1500A, Keysight)
電気特性評価を行う上で業界標準とされる万能装置です。さまざまなデバイスの特性評価を行うことができます。
ビーズミル粉砕装置(アイメックス)
ボールミル法より強力に物質を粉砕する能力を有しています。金属であれば50nmまで細かく粉砕することが可能です。
充放電装置(HJ1020mSD8、北斗電工)
1次電池や2次電池の充放電特性の測定を行います。40チャンネル以上あります。
プロジェクト研究棟にある研究室の様子
プロジェクト研究棟の居室と実験室
居室の様子
学生居室
テーブルと学生机。定期的に絵が更新される。