阿部研究室

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構


NEWS

2025.1.9

新しい論文がPLOS Oneに掲載されました!水素バスの中に睡眠実験室を作りました。
Suzuki C, Suzuki Y, Abe T, Kanbayashi T, Fukusumi S, Kokubo T, Takahara I, Yanagisawa M (2025) Mobile Sleep Lab: Comparison of polysomnographic parameters with a conventional sleep laboratory. PLoS One 20:e0316579

2025.1.7

「生体情報を用いた睡眠と関わる認知・感情の推定に関する研究」を一緒に進めてくださる研究員を募集しています!目の情報を使ったドライバー状態モニターや脳波による睡眠中の夢の推定に関する研究を行っています。興味をお持ちの方は阿部までご連絡ください。
公募URL

開瞼度の非接触計測による反応速度の連続値推定法を用いたドライバー状態モニター

非接触型のアイカメラやウェブカメラによって計測できる眼瞼指標のみを用いて、既存の眠気評価法では困難であった軽度の反応速度の低下を、未知の集団に対しても高精度で推定する技術の開発に成功しました。本技術を用いて、軽度の運転時眠気を検知する技術の確立を目指します。さらに、eスポーツ選手やオフィスワーカーなどの簡便な眠気検知技術の確立も目指しています。

脳波を用いた睡眠中の夢の感情推定

レム睡眠中における夢の感情を脳波を用いて高精度に推定する技術を開発し、主観的な報告に頼らずに夢の感情を客観的に評価する「夢感情のNo-report paradigm」を確立することを目指しています。

感覚刺激を用いた睡眠改善

単調で規則的な感覚刺激によって入眠が促進される現象を理解し、非侵襲的・非薬理学的に入眠を促進する方法の開発を目指しています。

Laboratory

眠気に伴う事故・ヒューマンエラーの防止に向けた研究を行っています。

メンバー

2024年4月時点では、研究員3名、技術職員1名、大学院生5名、秘書1名が在籍しています。

設備・装置

睡眠生理実験を行うための4つの実験室と、睡眠ポリグラフ記録装置、高密度脳波計、アイトラッカーなどの装置が備わっています。

研究業績

アクセス

つくば駅から徒歩約10分の便利な立地にあり、アクセスが容易です。

Contact

所属希望、共同研究など、研究室に興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

  • Address

    〒305-8550
    茨城県つくば市春日1-2
    高細精医療イノベーション棟502
  • Email

    abe.takashi.gp@u.tsukuba.ac.jp
    (阿部高志)
  • Phone

    029-859-1858
    (Human Sleep Lab)
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