筑波大学大学院 生命環境科学研究科
生物資源プロセス工学研究室
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最終更新日 2022-10-17
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研究室紹介
当研究室ではバイオテクノロジやライフサイエンス等の知見を応用し,クリーンエネルギー,バイオマス変換,廃棄物処理などの重要な要素およびその応用技術を循環型社会形成のために再構築する基礎的かつ応用的研究を行っています.テーマは,バイオマスを中心に大きくバイオガス,バイオエタノール,水環境浄化,機能性食品の4つのテーマに分かれています.
  • バイオガスの分野では高効率嫌気性バイオリアクタの開発を行い,馴養したメタノール資化性メタン菌を用いてビタミンB12の生産性やメタンの生成等について検討を行っています.乾式メタン発酵についての研究では,発酵過程中における温度や水分,炭素窒素比率などの各パラーメーターによる発酵効果への影響を究明し,異なる発酵条件下での微生物群の解析,動力学上での研究を行っています.
  • バイオエタノールの研究では生物工学的手法を用いて農林産物の残渣(藁など)をエタノールへの変換技術の開発を行っています.特に効率的なリグノセルロース系の前処理法や糖化法の開発を目指しています.
  • 水環境浄化の分野では日本の先端的技術と中国伝統的技術を融和した適性のある省エネー的生活排水処理技術の開発,その中で電気化学的手法および生物工学的手法を用いて水環境中の窒素源を脱窒し,環境浄化につなげる手法の研究を行っています.
  • 機能性食品の分野では,古米やオカラや焼酎廃液などの蛋白質系廃棄物、昆布残渣、ボタン皮、カバノアタケなど様々な未利用天然資源から,利用した高い抗菌,抗ウィルス性,抗がん,生理調整機能を持つ機能性食品の創出に力を入れています.

パワーポイント(PPT)ファイルでも研究室紹介を行っているのでご覧になりたい方はこちらにアクセスしてください.

生物資源プロセス工学研究室-研究内容紹介(2022年更新)



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