



物質の機能・物性は原子・分子の配列と強い相関を持ち、ゆえにX線構造解析をベースとする構造と機能との相関を明らかにしようとする「構造物性」及び「構造生物」の研究が行われています。本研究室では、放射光X線回折による「構造物性・構造生物」の限界を拡張する“構造物質科学”の研究を、大型放射光施設SPring-8における粉末・単結晶回折装置を用いた測定法開発、回折データから電荷密度分布を可視化するマキシマムエントロピー法(MEM)や、計算機によるトライアル&エラーで構造を決定する遺伝的アルゴリズム(GA)の開発を含めて推進し、放射光回折法を物質の同定手段から精密構造の可視化手法に転換するとともに、物質科学研究におけるボトルネックを解消し、その進展に資する研究を進めています。
筑波大学 Univ. Tsukuba
教授室 :自然系学系棟B207 Prof. Natl. Sci. B207
助教・学生:第一エリア1F104 AP.& St. 1F104
計算機室 :自然系学系棟B224 PC-room Natl. Sci. B224
実験室 :第一エリア1F104 X-ray Lab. 1F104
:第一エリア1F101 X-ray Lab.2 1F101
:理科系修士棟B122 X-ray Lab.3 B122
セミナー室:自然系学系棟B305
Seminar room Natl. Sci. B305