筑波大学大学院 生命地球科学研究群
生物資源プロセス工学研究室
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最終更新日 2022-10-17
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研究室紹介
当研究室ではバイオテクノロジやライフサイエンス等の知見を応用し,クリーンエネルギー,バイオマス変換,廃棄物処理などの重要な要素およびその応用技術を循環型社会形成のために再構築する基礎的かつ応用的研究を行っています.研究課題は,バイオマスを中心に大きくメタン発酵による有機廃棄物のバイオエネルギーと機能性肥料等への資源化,藻類‐細菌好気性グラニュールによる水環境浄化と付加価値物質回収の二つのテーマに分かれています.
  • 藻類‐細菌好気性グラニュールは次世代生物学的廃水処理技術として、高効率な廃水処理と資源化を実現できる。顆粒状になっている汚泥は沈降速度が極めて速く、廃水過程中で増殖した藻類グラニュールから、アルギン酸類縁体、リン資源、バイオ燃料などの高付加価値物質を回収できる。次世代廃水処理場での処理効率の向上や資源回収の最大化を目指して、本研究室では、最適運転条件の検討、プロセスの設計と便益分析等の研究を行っています.(Water group、雷)
  • メタン発酵技術は、有機廃棄物をバイオガスという再生可能エネルギーと消化残渣(消化液)という肥料資源に変換できる生物学的処理法である。生成したバイオガスに約6割のメタンガス、4割の二酸化炭素と微量な硫化水素が含まれている。バイオガスの効率・安全的利用には、メタンガス濃度の向上と硫化水素の除去が必要であるため、本研究室では、効率かつ安価なバイオガス改質技術の開発を行っています。また、消化液とCO2を有効利用するために、機能性液肥としての価値解明および微細藻類を用いた高付加価値化に関する研究を行っています.(Biomass group、原)
  • グラニュール汚泥やメタン発酵消化残渣の再利用と資源化の研究テーマでは、バイオ炭化等の方法を用い、有毒元素の吸着除去、土壌改良材の開発研究も行っています。

パワーポイント(PPT)ファイルでも研究室紹介を行っているのでご覧になりたい方はこちらにアクセスしてください.

生物資源プロセス工学研究室-研究内容紹介(2023年更新)



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