担当教員について
詳細は、「関根久雄ホームページ」を参照。
ゼミの基本テーマ
関根ゼミは、基本的に次の2つのテーマに関心のある学生を受け入れます。 @いわゆる「途上国」と呼ばれる国ぐにで展開される(されようとしている)経済開発や社会開発、開発援助の分野に人類学的視点からアプローチし、開発の意味やより「効果的」な開発とは何かなど、「文化」の視点を加味した開発、援助のあるべき方向性について考える。
A広く現代世界(もちろん日本も含む)で生成されるさまざまな社会的諸現象(@以外の現象)に対し、文化人類学的視点からアプローチする。
ゼミの内容
@3年生:目標は、年度末までに卒論テーマを確立すること。
・文化人類学の見方・考え方を理解するための文献・論文、および「開発と文化」に関わる人類学的研究論文を全員で購読し、当該テーマを進める上で必要と思われる基本的概念についての確認と問題点の抽出をおこなう。
・独立論文の構想に関する個人発表。
A4年生:目標は、卒論の完成。
・個別の卒論テーマに関する個人発表、および卒論執筆指導をおこなう。卒論執筆指導は、ゼミの時間だけでなく、各メンバーに対する個人指導も大きなウェイトを占めることになる。
・ゼミ発表は、全員が少なくとも(1)構想発表、(2)中間発表をおこない、提出後に(3)完成報告会をおこなう。
・卒論は、原則的にこのWeb上で「公開」するものとする(ただし、公開するとプライバシーを著しく侵害する恐れのある内容のものや、執筆者本人から強い公開拒否の意志表示があったもの、その他の理由で教官が公開に適さないと判断した論文はその限りではない)。
※卒論提出予定者は、「ゼミの日程」ページを参照すること。
ゼミ発表の留意点
基本的にゼミは、論文講読と参加者個人の研究テーマに関する発表(・報告)およびその内容に基づくディスカッションによって構成される。発表(報告)を担当する学生は、以下の点に留意し準備を進めること。
@発表者は、発表内容を明瞭かつ簡潔に記したレジュメを作成し、参加者に配布すること。
A発表時間は20分程度。なるべくディスカッションの時間を多くとるように工夫すること。
B「論文講読」の場合、最低限発表に必要な内容は、(1)論文の内容(簡潔に)、(2)発表者自身がその論文から得られた知見は何か、(3)疑問点や批判すべき点、ディスカッションのポイントの抽出、である。その他、発表の準備段階で参照した文献などで言及すべき点があれば、それもあわせて紹介する。
C「研究発表」(独論、卒論に関するもの)の場合、(1)研究の目的、(2)問題意識/テーマ設定の背景、(3)研究方法、(4)目次案、(5)参考文献リストは、最低限必要な内容。
D学生の中から持ち回りで発表内容に対するコメンテーターを出す。発表者による発表終了後に、まずコメンテーターが発表内容にコメントし(「論文講読」の場合は、その論文の内容をふまえた上で発表者にコメントする)、その後全員によるディスカッションをおこなう。
Eここに示した内容はあくまでもヒナ形であり、この枠からはみ出すことは、ゼミの活性化に寄与する限りにおいて、歓迎する。自分の個性を生かした独創的なプレゼンテーションを期待する。
ゼミの時間・場所
教 室: 3K227
曜 限: 火6・「7」(終了時間は決まっていません)
ゼミの加入方法
2014年度 新3年生のゼミ参加申し込みの受付は、終了しました。 |