% %%% demo2: MML の使い方のデモ (2): 直列・並列形式 (1) % % このファイルでは「直列形式、並列形式」の例を示します。 % 並列形式は音を同時に鳴らすためのもので、1つの並列形式は % 楽譜を(時間軸に対して)縦割りにしたものにあたります。 % 一方、直列形式は声部ごとに横割りしたことにあたり、 % 並列形式と組み合わせることで複数声部の同時演奏などを扱えるほか、 % 連符の記述などの用途もあります。連符についてはデモ(3)(demo3) で示します。 % % 複数声部を表すもう1つの方法である「トラック分割」については % とりあえずは曲データ例を見てください。 % % デモ(1) 同様、実際の音と聞きながら下の記述を見て理解に努めてください。 %============================================================================ % はじめに、和音の例として、いわゆる「カデンツ」を鳴らしてみます。 % カデンツとは、いくつかの和音の連続による一まとまりの進行、 % 言葉で言えば「文」にあたるものです。 [c2 e2 g2] [c2 f2 a2] [c2 e2 g2] [>b2< d2 g2] [c1 e1 g1] % (1) r1 % 上では(最後を除いて)各音に音長の 2(2分音符)を書きましたが、 % 全部が同じ長さなので外に括りだしてしまうことができます。 [ceg]2 [cfa]2 [ceg]2 [>bbgec>c]1_] r1 % 高音部の各音に低音部の和音がつくとだいぶくどくなります。 % 下で各和音の2音目以降は皆同じ音列です。 O5 [fc>gec>c]_ [ec>gec>c] [dc>gec>c] [ec>gec>c]__ r1_ %================================================================= % さて、最初のカデンツに低音部もつけてみましょう。 L2O2 [cgbg] [cb.