授業用ページ



ume


ようこそ


単位とはなにか 登録単位数の上限設定は授業の質を高めるか(増補改訂版)

私が出席点をださない理由

剽窃とはなにか


読書案内


ナチ戦犯アイヒマンをめぐって「悪の凡庸さ」に迫った映画『ハンナ・アーレント』をやっと見ました。「決まったことだから、仕方ないでしょ」「今の社会は〜なのだから…」と言う人には一見の価値あり。本当の「悪」とは何かを「考える」ために。
アイヒマンは言います。「上に逆らったって状況は変わらない。抵抗したところで、どうせ成功しない」
ユダヤ人指導者(やむをえずナチに協力した)への非難を咎められたアーレントは言います。「非難など一度もしてません。彼らは非力でした。でも、たぶん、抵抗と協力の中間に位置する何かは……あったはず。この点に関してのみ言います。違う振る舞いができた指導者もいたのではと。この問いを投げかけることが大事なんです。彼らの振る舞いから見えてくるのは、モラルの完全なる崩壊です」。

『僕たちは希望という名の列車に乗った』を見ました。誰が見ても引き込まれて鑑賞できるようにつくられている上に、単調な勧善懲悪ではなく、幾重にも重なり合った線がコンフリクトを織りなし、「何をなすべきか」を考えさせられます。お薦めです(2019.6.27)。


気になった記事(「過熱する「憎悪」」(ヘイトスピーチと言論の自由)
20130619 赤木智弘「排除は国民の仕事」
20130627 雨宮処凛「広い視野で社会見て」)
20130703 戸波江二「規制立法 必要な時期」
20130709 山田健太「法規制は最後の手段」
20130710 外国記者らが見た「ヘイトスピーチ」デモ 無関心が生む「差別」

気になった記事(20130620 五十嵐沙千子「自分の声で」)
気になった記事(20090416 中島義道「大人になる君へ」)
〈対話〉について