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AC51752   思想文化領域専門導入基礎演習I

1.0 単位, 2 年次, 春AB 火6
橋本 康二, 井川 義次, 嚴 錫仁, 太田 紘史

授業概要

【現代思想コース専門導入基礎演習】
哲学・思想にかかわる東西の古典数点を講読し、哲学・思想にかかわるテキストを読むことの楽しさ、それに触発されて自らが考えることの楽しさを体感する。

備考

比較文化学類生に限る。
対面

授業方法

演習

学位プログラム・コンピテンスとの関係

批判的・創造的思考力
データ・情報リテラシー  
心身の健康と人間性・倫理性
協働性・主体性・自律性   
文化的現象の分析力
文化的課題への対応力
国際的な主体性

授業の到達目標(学修成果)

哲学・思想に関連する東西の複数の古典を講読することを通して、批判的・創造的思考力、データ・情報リテラシー、および、文化的現象の分析力を身につける。また、東西の古典を媒介として現代に生きる人間として主体的に考えることにより、国際的な主体性、協働性・主体性・自律性、心身の健康と人間性・倫理性、文化的課題への対応力を獲得する。

キーワード

授業計画

第1回(4/15)
担当教員:井川義次
授業概要:『老子』を読む。

第2回(4/22)
担当教員:井川義次
授業概要:『老子』重要概念読解

第3回(5/7、水曜日)
担当教員:太田紘史
授業概要:ベンサム『道徳および立法の諸原理序説』を読む

第4回(5/13)
担当教員:太田紘史
授業概要:ノージック『アナーキー・国家・ユートピア』を読む

第5回(5/20)
担当教員:嚴錫仁
授業概要:『孟子』を読む(1)

第6回(5/27)
担当教員:嚴錫仁
授業概要:『孟子』を読む(2)

第7回(6/3)
担当教員:嚴錫仁
授業概要:『孟子』を読む(3)

第8回(6/10)
担当教員:橋本康二
授業概要:フレーゲ「意義と意味について」を読む。

第9回(6/17)
担当教員:橋本康二
授業概要:ラッセル「指示について」を読む。

第10回(6/24)
担当教員:橋本康二
授業概要:ラムジー「事実と命題」を読む。

履修条件

なし。

成績評価方法

レポートに基づいて評価する。レポートの課題は各教員が授業において指示する。4人の教員が課す、すべての課題についてレポートを提出すること。
フィードバックは以下の通り行う。
1〜2回のレポート:授業中に口頭で、あるいは授業後にmanabaにて、適宜講評を示す。
3〜4回のレポート:授業中に口頭で、あるいは授業後にmanabaにて、適宜講評を示す。
5〜7回のレポート:授業期間後にmanabaで適宜講評を示す。
8〜10回のレポート:授業中に教員と受講生全員で検討する。

学修時間の割り当て及び授業外における学修方法

あらかじめテキストを予習してから授業に出てくること。
授業後は、課題に十分な時間をかけて取り組むこと。

教材・参考文献・配付資料等

1. (第3、4回の資料は教員が配布する)
2. (第5、6、7回の資料は教員が配布する)
3. 坂本百大編、『現代哲学基本論文集 I』、勁草書房、1986年(「意義と意味について」、「指示について」、「事実と命題」の三論文が収録されている)。

上記以外については授業中に指示する。

オフィスアワー等(連絡先含む)

この授業の責任者は橋本なので、授業全般に関すること(成績の疑義など)は橋本に問い合わせること(メールで)。個々の授業の内容に関することは、各担当教員に質問すること。

橋本 康二  人文社会学系棟 A807
1001405
井川 義次  人文社会学系棟 B805
嚴 錫仁  
1011895
太田 紘史  

その他(受講生にのぞむことや受講上の注意点等)

生成AIについては「教育における生成AI活用のガイドライン(学生向け)」を参照し、適切に活用してください。生成AIによる提案や回答が必ずしも正確とは限らないため、得られた情報は批判的に評価し、責任をもって内容を精査してください。

他の授業科目との関連

AC50H01 現代思想概論

ティーチングフェロー(TF)・ティーチングアシスタント(TA)

配置なし。