1.0 単位, 1・2 年次, 秋AB 火6 橋本 康二, 井川 義次, 嚴 錫仁, 太田 紘史
東洋と西洋の現代思想を、思想史および哲学的問題という観点から概観する。
現代思想概論IないしII(AC50H11ないしAC50H21)の単位取得者は履修できない。オンライン(オンデマンド型)
講義
批判的・創造的思考力広い視野と国際性 文化事象の理解力国際的な主体性
思想史および哲学的問題という観点から東洋と西洋の現代思想を概観することを通して、批判的・創造的思考力、および、文化事象の理解力を身につける。また、人類の知的遺産がどのように形成されていったかの経緯を個別的に単に探るだけでなく、ワールドワイドな視点からも考察することを通して、広い視野と国際性、および、国際的な主体性を獲得する。
授業はmanabaを使って行う(資料のPDF、講義の動画や音声ファイルなどがアップロードされている)。第1回(10/7)担当教員:橋本康二授業概要:ヨーロッパに生まれた哲学の古代、中世、近世から現代にいたる歴史を概観する。第2回(10/14)担当教員:橋本康二授業概要:現代哲学をスタートさせたフレーゲによる論理学革命と言語論的転回を概観する。第3回(10/21)担当教員:橋本康二授業概要:フレーゲの思想を受け継いで主に英米で展開された言語思想を概観する。取り上げるのは、ラッセル、ウィトゲンシュタイン(前期)、論理実証主義者の言語思想。第4回(10/28)担当教員:井川義次授業概要:アジア思想の西漸:イエズス会士によるヨーロッパへの儒教紹介。第5回(11/5、水曜日)担当教員:井川義次授業概要:啓蒙期欧米社会への中国哲学インパクト:儒教をめぐって。第6回(11/11)担当教員:嚴錫仁授業概要:武士道とは何か:新渡戸稲造と津田左右吉の武士道。第7回(11/18)担当教員:嚴錫仁授業概要:士道と武士道。第8回(12/2)担当教員:太田紘史授業概要:自由意志なんてあるのだろうか第9回(12/9)担当教員:太田紘史授業概要:自己の存在はそれほど重要だろうか第10回(12/16)担当教員:太田紘史授業概要:テクノロジーは生き方をどう変えるだろうか
なし。
レポートに基づいて評価する。レポートの課題は各教員が授業において指示する。4人の教員が課す、すべての課題についてレポートを提出すること。フィードバックは以下の通り行う。1〜3回のレポート:コメントを付けて返却する。4〜5回のレポート:授業中に口頭で、あるいは授業後にmanabaにて、適宜講評を示す。6〜7回のレポート:授業期間後にmanabaで適宜講評を示す。8〜10回のレポート:授業中に口頭で、あるいは授業後にmanabaにて、適宜講評を示す。
授業後、指示された文献を読むこと。
より進んで勉強したい人には以下の本を勧めます。1. 伊藤邦武『物語 哲学の歴史 自分と世界を考えるために』(中央公論新社、2012年) 2. 飯田隆『言語哲学大全I』(勁草書房、1987年)上記以外については授業中に指示します。
生成AIについては「教育における生成AI活用のガイドライン(学生向け)」を参照し、適切に活用してください。生成AIによる提案や回答が必ずしも正確とは限らないため、得られた情報は批判的に評価し、責任をもって内容を精査してください。
配置なし。