1.0 単位, 2・3 年次, 春AB 水3
橋本 康二
分析哲学において存在、認識、論理、意味、心、行為などの問題がどのように論じられてきたのかを考察する。
AC31551, AC65001の単位取得者は履修できない。
講義
批判的・創造的思考力
広い視野と国際性
文化事象の理解力
分析哲学を学ぶ際に必要となる論理学の基礎的知識を取得することを目標とする。
授業はmanabaを使って行う。コンテンツにアップロードしてある「資料」をダウンロードして開き、「音声」を番号順に聞くこと。宿題の提出と返却もmanabaで行う。
土曜日の授業(5/23と6/13)は実施しない。かわりに、試験日(7/1)に授業を行う。
第1回(4/29)
論理的な議論が行われる分析哲学とはどういう学問であるのかを概観する。
第2回(5/13)
論証、妥当性、無矛盾性、論理的真理(トートロジー)、論理的同値性など、論理学の基本的概念を解説する。
第3回(5/20)
アリストテレスによって完成された伝統的論理学(三段論法論理学、アリストテレス論理学)の基礎を解説する。
第4回(5/27)
フレーゲによって創始された現代論理学(古典論理学、記号論理学)の基礎である命題論理学を解説する。
第5回(6/3)
前回に引き続き、命題論理学を解説する。
第6回(6/10)
より進んだ論理である述語論理学の基礎を解説する。
第7回(6/17)
前回に引き続き、述語論理学の基礎を解説する。
第8回(6/24)
前回に引き続き、述語論理学の基礎を解説する。
第9回(7/1)
フレーゲ論理学には収まらない、様相論理学の基礎を解説する。
なし。
宿題に基づいて評価する。
ほぼ毎回宿題を課すので、授業後、1〜2時間かけて宿題に取り組むこと。
論理に関する哲学的問題に興味を持ったものには1を、論理学そのものを進んで学びたいものには2を勧める。
1. 野矢茂樹,『論理学』(東京大学出版会、1994年)
2. ジョン・バーワイズ、ジョン・エチメンディ,『論理学の基礎と演習』(慶應義塾大学出版会、2006年)
人文社会学系棟 A807 1001405
授業は連続して展開されるので、できるだけ欠席しないこと。
AC50H11 現代思想概論I
AC50H21 現代思想概論II
AC51752 思想文化領域専門導入基礎演習I
AC65B02 分析哲学演習
配置なし。