AC65A01 分析哲学

1.0 単位, 2・3 年次, 春AB 水2
橋本 康二

授業概要

分析哲学において存在、認識、論理、意味、心、行為などの問題がどのように論じられてきたのかを考察する。

備考

AC31551, AC65001の単位取得者は履修できない。

授業形態

講義

授業の到達目標及びテーマ

分析哲学を学ぶ際に必要となる論理の基礎を学ぶ。

キーワード

授業計画

第1回(4/17)
論理的な議論が行われる分析哲学とはどういう学問であるのかを概観する。

第2回(4/24)
論証、妥当性、無矛盾性、論理的真理(トートロジー)、論理的同値性など、論理学の基本的概念を解説する。

第3回(5/8)
アリストテレスによって完成された伝統的論理学(三段論法論理学、アリストテレス論理学)の基礎を解説する。

第4回(5/15)
フレーゲによって創始された現代論理学(古典論理学、記号論理学)の基礎である命題論理学を解説する。

第5回(5/22)
前回に引き続き、命題論理学を解説する。

第6回(5/29)
より進んだ論理である述語論理学の基礎を解説する。

第7回(6/5)
前回に引き続き、述語論理学の基礎を解説する。

第8回(6/12)
前回に引き続き、述語論理学の基礎を解説する。

第9回(6/19)
フレーゲ論理学には収まらない、様相論理学の基礎を解説する。

第10回(6/26)
前回に引き続き、様相論理学の基礎を解説する。

評価方法・基準

宿題を課し、その提出状況と内容に基づいて評価する。

参考文献

1. 野矢茂樹、『論理学』、東京大学出版会、1994年。
2. ジョン・バーワイズ、ジョン・エチメンディ、『論理学の基礎と演習』、慶應義塾大学出版会、2006年。

オフィスアワー

水曜日1時半から2時
人文社会学系棟 A807 1001405 http://www.u.tsukuba.ac.jp/~hashimoto.kouji.fu/

その他

授業は連続して展開されるので、できるだけ欠席しないこと。