筑波大学 人文社会科学研究科                                                現代語・現代文化専攻                                           平井 明代研究室
Hirai Laboratory, Graduate School of Humanities and Social Sciences, University of Tsukuba.

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(Second Language Assessment & Research Group) 
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● 平井 明代( Akiyo HIRAI )

研究分野: 英語教育学の中の言語評価論および第2言語習得

現在の興味および研究テーマ:

1.リスニング研究。長年行っています。現在、項目応答理論を利用して、選択式と記述式タスクの違いやリスニング技能から他技能を伸ばす研究しています。リスニングは、すべての英語習得の基礎の技能であるけれど、高いレベルに達す
  るのは難しい技能でもあります。

2.リスニングとリーディングの関係についての研究。このテーマで博士論文(2001年)を書きました。リスニングとリーディングは近い関係にあり、そのプロセスの研究とそれを活かした効果的なタスクや学習形態の研究をしています。

3.スピーキング研究。教室でも活かせるスピーキングテストとその評価方法を開発中。妥当性を満たしているだけでなく、学習効果の高い(Positive Washback Effect)、実践的なテストと簡単に評価できる方法を模索中です。

4.ティージー・問題管理・作成補助ソフト(通称TEASYTest Easy Assembl System))の開発。TEASY(ティージー)とは、問題項目を管理し、用途に合わせてそれらを組み合わせ、自動的にテストを作成することができる項目バンクシステ  ムのことです。このシステムは、これまでテスト問題の管理と作成にかかっていた時間と労力を軽減することを目的として開発されたプログラムです。 この度、筑波大学産学共同研究によりやっと完成にこぎつけました!詳細はこちら  です。

     プログラム概要:小学・中学・高校・大学などの教育機関のどの教科の教員であっても、生徒や学生にテストを作成し実施します。せっかく苦労して作った問題の中で、再度使用したい問題、別のところから取ってきた将来使えそうな問題など整理して保管しておきたい     ものです。そして、そこから問題を組み合わせて、クラスルームベースの小テストや学年用の模擬試験や期末試験などを作ることもあります。

    過去の問題を利用してテストを作成する場合、問題集や使用教科書から情報をコピーし、紙ベースで検討を加えたり、あるいは、すでに電子媒体になっている過去の出題問題を1つ1つ手作業でコピー・ペーストして、問題を組み合わせ編集すると、かなりの時間を必要     とします。さらに、作成された問題の項目使用頻度や使用カテゴリーの管理を行うシステムを持っていないと、バランスのよい診断テストや到達度テストを作成するのは容易なことではありません。

    そこで、本システムでは、自分が持っている問題を簡単に入力し、独自の項目バンクを築くことができます。そして、貯まった問題を効率よく引き出し、簡単に問題を組み合わせ、編集作業の必要がほとんどいらないテストを作成することができます。本システムを使う     ことによって、これまでテスト作成に時間を割いていた教員の負担を最小限にすることを目的としています。さらに、過去の問題件数の把握、今回使用する問題のカテゴリーなどを適正に求めることでき、診断テスト作成にも便利です。 

5.コンピュータを利用した教育・評価の研究。忙しくて技術に関する勉強が追いつかないでいますが、コンピュータ言語に詳しい院生と共同研究しながらWeb-baseのテスト評価を実施しています。また、選択問題ではなく、実際に手で書い  て解答する記述式問題の教育効果および実用的評価法を探っています。

  (現在、選択式ではなく記述式テストやエッセイライティングなどのコンピュータによる自動採点やそれに関連する研究に興味のある優秀な院生を募集しています。)

6.教育統計。論文を理解する上で、また論文を執筆する上で、さまざまな統計手法を知っておくと便利です。同じデータでも研究者の考え方や手法によって結果も変わってくるので怖いですね。正しく統計を理解して使えるように常に勉強  していきたいと思っています。
 

授業担当科目:
・異文化言語演習II (Seminar in Cross-cultural Communication and Language II):博士課程の学生対象。ジャーナルに投稿できる論文を書くことを目標としたアカデミック・ライティングコース。(現代文化・公共政策専攻)
・英語学力測定演習 (Measurement of English Language Ability):修士課程1,2年生対象。教育統計コース。(教育研究科)
・英語教育評価論 (Evaluation
in English Teaching)::修士課程1,2年生対象。言語評価論及び教育統計を学ぶ。(教育研究科)
・外書講読I(Reading in Foreign Language Text I):学部2,3年生対象。言語評価論及び第2言語習得関連の洋書を読むコース。(人文学類)
・外書講読II(Reading in Foreign Language Text II):学部2,3年生対象。言語評価論及び第2言語習得関連の洋書を読むコース。(人文学類)
・一般英語
  English I:学部1年生対象。主に精読からそのテーマに関しては、英語で語れることに主眼を置いている。
  English III:学部1年生対象。主にリスニングから多技能を磨くことに主眼を置いている。
  (外国語センター)
・その他:応用言語学概論など



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