AC50801 現代思想概論I

1.5 単位, 1・2 年次, 春ABC 金2
井川 義次,鬼界 彰夫,五十嵐 沙千子,橋本 康二,津崎 良典

授業概要

思想史という観点から現代思想を概観する。英語圏、ドイツ語圏、フランス語圏、東洋の四地域の現代思想史を、それぞれ専門とする教員が概説する。

備考

★人文・文化学群コアカリキュラム(比較文化学類生は学群コアカリキュラムとしては履修できない)
AC30201と同一。
現代思想の基本問題B(AC30021)の単位取得者は履修できない。

授業形態

講義

授業の到達目標及びテーマ

思想史の観点から現代思想を概観するが、その際本講義では英語圏、ドイツ語圏、フランス語圏、東洋の四地域の現代思想史 を、それぞれ専門とする教員が概説する。すなわち人類の知的遺産がどのように形成されていったかの経緯を個別的に単に探るだけでなく、ワールドワイドな視 点からも考察できる人材を育成することを目的とする。

キーワード

フレーゲ,ラッセル,ウィトゲンシュタイン,ハイデガー,ハーバーマス,サルトル,C.,レヴィ=ストロース,朱子,張居正,マテオ・リッチ,ライプニッツ,ヴォルフ,ヘルダー。

授業計画

オムニバス形式で、複数教員が専門分野の立場から講義し、講義終了後の試験日において試験を行う。

第1回総論:担当教員全員が参加し今後の授業運営方式等に関して概説する。(担当:井川義次,鬼界彰夫,五十嵐沙千子,橋本康二,津崎良典)   
第2回英米系:フレーゲ、ラッセルによる論理学革命と言語論的転回について講義する。(担当:橋本康二)   
第3回英米系:フレーゲとラッセルの思想を受け継いだウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』と、それを受けて展開された論理実証主義について講義する。(担当:橋本康二)   
第4回英米系:後期ウィトゲンシュタインの思想とその現代思想への影響を概説する。(担当:鬼界彰夫)   
第5回英米系:第二次世界大戦後の英米における言語哲学と心の哲学の展開を概説する。(担当:鬼界彰夫)   
第6回ドイツ系:ドイツの思想(1)-----<言語>とは何か。(担当:五十嵐沙千子)   
第7回ドイツ系:ドイツの思想(2)-----ハイデガーの思想を学ぶ。(担当:五十嵐沙千子)   
第8回ドイツ系:ドイツの思想(3)-----ハーバーマスの思想を学ぶ。(担当:五十嵐沙千子)   
第9回フランス系:二十世紀のフランスを代表する知識人 ——J.-P. サルトルとC. レヴィ=ストロース。前者は、実存主義を牽引した哲学者として、後者は、その実存主義に痛烈な批判の一撃を与えて構造主義を打ち出した人類学者として、思 想に関心を寄せる者であれば誰でも一度は、その名を耳にしたことがあるだろう。サルトルからレヴィ=ストロースへ、実存主義から構造主義へ。戦後思想史最 大の転換点をなすレヴィ=ストロース『野生の思考』(1962年)を手がかりに、本講義では、いまなお綺羅星のごとく輝く二人の知識人の熱き思想の闘いを 諸君とともに見ていきたい。(担当:津崎良典)   
第10回フランス系:二十世紀のフランスを代表する知識人 ——J.-P. サルトルとC. レヴィ=ストロース。前者は、実存主義を牽引した哲学者として、後者は、その実存主義に痛烈な批判の一撃を与えて構造主義を打ち出した人類学者として、思 想に関心を寄せる者であれば誰でも一度は、その名を耳にしたことがあるだろう。サルトルからレヴィ=ストロースへ、実存主義から構造主義へ。戦後思想史最 大の転換点をなすレヴィ=ストロース『野生の思考』(1962年)を手がかりに、本講義では、いまなお綺羅星のごとく輝く二人の知識人の熱き思想の闘いを 諸君とともに見ていきたい。(担当:津崎良典)   
第11回フランス系:二十世紀のフランスを代表する知識人 ——J.-P. サルトルとC. レヴィ=ストロース。前者は、実存主義を牽引した哲学者として、後者は、その実存主義に痛烈な批判の一撃を与えて構造主義を打ち出した人類学者として、思 想に関心を寄せる者であれば誰でも一度は、その名を耳にしたことがあるだろう。サルトルからレヴィ=ストロースへ、実存主義から構造主義へ。戦後思想史最 大の転換点をなすレヴィ=ストロース『野生の思考』(1962年)を手がかりに、本講義では、いまなお綺羅星のごとく輝く二人の知識人の熱き思想の闘いを 諸君とともに見ていきたい。(担当:津崎良典)   
第12回東洋系:大航海時代、宗教改革の時代にイエズス会 士が中国を訪れ、徹底的な中国哲学研究の後、その内容を翻訳し、ヨーロッパ知識人に紹介した。その実情を四書の翻訳ならびに、ライプニッツ、ヴォルフ、ヘ ルダー等ひいてはその流れを汲む現代の思想家がどのように受容・反応したかを文献に即して概説する。(担当:井川義次)   
第13回東洋系:大航海時代、宗教改革の時代にイエズス会 士が中国を訪れ、徹底的な中国哲学研究の後、その内容を翻訳し、ヨーロッパ知識人に紹介した。その実情を四書の翻訳ならびに、ライプニッツ、ヴォルフ、ヘ ルダー等ひいてはその流れを汲む現代の思想家がどのように受容・反応したかを文献に即して概説する。(担当:井川義次)   
第14回東洋系:大航海時代、宗教改革の時代にイエズス会 士が中国を訪れ、徹底的な中国哲学研究の後、その内容を翻訳し、ヨーロッパ知識人に紹介した。その実情を四書の翻訳ならびに、ライプニッツ、ヴォルフ、ヘ ルダー等ひいてはその流れを汲む現代の思想家がどのように受容・反応したかを文献に即して概説する。(担当:井川義次)   
第15回試験。(担当:橋本康二)   

東西を包括した内容を取り上げるため、片寄りなく全ての授業に出ることが要求される。

評価方法・基準

出席状況、参加への積極性、試験成績に基づき総合的に評価する。

参考文献

授業の際各教官が指示する。

1. 教員の指示に従うこと

現代思想史の流れを把握するためには、基礎的な思想史の流れを把握しておくことが必要のため、各自が参考文献に当たり概要を把握しておくことが望まれる。また授業後には関心をもった問題に関して掘り込みを進めること。

オフィスアワー

基本的に、教員のアポイントメントをえて、面会の日時等を確認しておくこと。

井川 義次 
人文社会学系棟 B805 
鬼界 彰夫  火:アポによる 木:アポによる
 kikai.akio@nifty.com 
津崎 良典  火:授業期間中の15時半から16時半まで(予約不要) 水:授業期間中の第二・第三水曜日以外の午後に随時(メールにて要予約)
人文社会学系棟 B806 

橋本康二 水曜6時〜6時半
人文社会学系棟A819 http://www.u.tsukuba.ac.jp/~hashimoto.kouji.fu/
khashimo■logos.tsukuba.ac.jp(■は@に置き換えて下さい)

各教員は校務多端のため、前もって質問の主旨等を詰めておくこと。

その他

自らの教養を深めるため積極的参加を期待する。